第9回大阪マラソン2019
今年も大阪医専救急救命学科の講師・生徒が、救護スタッフとして参加しました!
大阪医専救急救命学科は、第1回より毎年救護スタッフとして大阪マラソンに参加しています。
過去の記事「ランナーの命を守るために~大阪マラソン救護スタッフとして~」でも書きましたが、例年同様、本校生徒と講師が「固定AED隊」として、安全な大会開催をサポートします。
固定AED隊は、決められた場所でランナーを常に観察し、29km地点までは約1kmごと、ランナーの負担が大きくなってくる以降の地点には、約500mごとに配置されています。
これは、42.195km中の計57か所に配置されています。
生徒が携帯するリュックの中には、AEDはもちろん、応急処置に必要なキットを常備し、万が一の事態に備えています。
移動AED隊は21区のブロックごとに配置し、AEDリュックを背負い、固定AED隊の間を自転車に乗って、 ランナーを観察しています。
メディカルランナーは、医師、看護師、救急救命士がランナーと共に併走し、より細かい目線でランナーを観察しています。
今年の大阪マラソンは、例年に比べ、開催時期が最も遅い12月の開催であり、非常に寒い日でしたが、たくさんの人が応援に駆け付けました。
心肺停止1名発生!
競技中に心肺停止のランナーが1名発生しましたが、医事・救護スタッフの迅速な処置により、無事に一命をとりとめました。
現在、回復に向かっているとのことです。
生徒にとっては貴重な経験~大阪マラソン救護スタッフとして~
大阪医専救急救命学科から参加した生徒は、今年が初参加の生徒もいれば、3回目の参加である生徒もいます。
今年は、特にコースが新しく変更したこともあり、第1回より毎年参加していた私にとっても、生徒の配置やコース編成など、注意深く思慮しながら、ランナーの安全を見守りました。
毎年、32000人ものランナーと、それに関わる多くのスタッフやボランティアの人々が、無事に大会を終えることができることは、非常に素晴らしいと感じております。
大阪マラソンに挑戦されるランナーのみなさんへ
大阪マラソンでは、42.195km間を万全の救護体制で見守っています。
もし、少しでも体の異変を感じたときは、近くにいる赤いスタッフジャンパー、または赤いビブスを着用した救護スタッフに、気軽に声をおかけください。
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