先日、大阪の天保山にあるレゴランド®ディスカバリーセンター大阪にて、クルーを対象とした救急救命講習を行いました。
今回も、大阪医専救急救命学科の生徒が講師となり、レゴランド®大阪で働くクルーに心肺蘇生法を指導しました。
外国人クルーにも丁寧に指導
レゴランド®大阪には、外国人クルーも在籍しております。
大阪医専救急救命学科の生徒は、外国人クルーにもわかりやすいように、言葉での説明に加え、身振り手振りなどの動作に重点を置くよう心掛けました。
子供が集まる場所での想定外のケガや事故を想定
レゴランド®大阪は、たくさんの子供が訪れる場所です。
また、時期によっては日本人よりも、外国人観光客の方が多いという日もあります。
子供が多く集まる場所、かつ外国人観光客も多い場所なので、想定外のケガや事故が発生することも考えられます。
そのため、今回はあらゆる事例を想定した救急救命講習を行いました。
実際にテーマパーク内で緊急事態が起こったと想定し、救急救命講習会もテーマパーク内で行いました。
訪れるゲストの安全のために
レゴランド®大阪では、万が一の事態に備え、救急救命士が待機しています。
しかし、訪れるゲストの安全のために、あらゆるリスクを想定する力、またケガや事故への対処法を知っておくことは、非常に重要です。
万が一の事態が起こったときに、「あのとき、心肺蘇生法を学んでおいてよかった」と、クルーのみなさんに思っていただけたら、と考えております。
今後も大阪医専救急救命学科は救急救命講習会を行います
より多くの命を救うためには、より多くの「命を救う人」が必要です。
一般的に「一次救命処置(BLS)」と言われている、胸骨圧迫やAEDを用いた心肺蘇生法は、医療従事者でなくても行える救命処置です。
しかし多くの人は、勇気を出せない、知識や経験がない、と言った理由で、この一次救命処置への一歩を踏み出せずにいます。
救急救命講習を受けることで、その救命処置へ踏み出せなかった一歩を、「初めの一歩」に変えるべく、私は今後も救急救命講習を行います。
もし、救急救命講習へのご要望やご質問があれば、お気軽にご相談ください。
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